介護業界で働く人が抱え込む【5つの悩み】

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介護業界で働く職員の方のお悩みはどのようなものがあるでしょうか。
介護業界はやはり人間相手のお仕事なので、さまざまなお悩みは尽きないものかと思います。

「あの人に対して、あの介護のやり方で良かっただろうか」
「今度の施設で行う季節行事は何をしたらいいだろうか」
「ああ、今日のレクリエーションは何をしよう」・・・などなど

介護のお仕事は、組織的な業務の悩みばかりではなく
対介護の相手に対してこれほど悩むことが多くて、気を遣うことが多いのに
お給料にはダイレクトに反映されないのが実情です。

果たして実際のところ
介護職員の方のお悩みはどのようなところにあるのでしょうか。
リアルな生の声を、実際に働く人々に聞いてみました。


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介護業界で働く5つの悩み①
友達と休みが合わない


既婚か独身かでまず違いがあります。
特に独身だと家庭の心配を既婚者よりしなくてよいと考えられえるので
夜勤と土日祝日の勤務が増えます。

夜勤でフロア全体を一人で見ていなければならないことは大変です。
土日や祝日に友達に誘われても遊びに行けないません。

稀に土日や祝日の休暇ができたと思ってたら、
「研修に行って」と、何故か自腹で研修参加の声が掛かってしまうこともある、との事です。

気が付けば、他の業界に勤めている友だちとは疎遠になってしまい
遊びにいける仲間は同業界の介護職員ばかりだったということもあります。

介護の同業界の仲間で食事などしていても
話題は「ドライブはどこに行くの?」「ケアマネ試験受ける?」など
お仕事の話ばかりで気も休まりません。

世界が狭くなっていく自分に、不安を覚えるのですが、
周りは介護業界にどっぷりつかっている人ばかりで、気持ちを分かってもらえない、
などということあります。


介護業界で働く5つの悩み②
太ってしまう


シフト勤務、夜勤、急な出勤、長時間勤務などで
不規則な生活で太ってしまう人が多いとのことです。

やはり夜勤が太ってしまう可能性が高い、と言われています。

身体的な話をすると、人の身体は
夜は体を休めるために、物を食べないようにできています。

夜勤を経験されている方はお分かりになるかもしれませんが、
頭では分かっていても、夜中に一人ぼっちで座っていたりすると
口寂しくてお菓子や手軽な甘いものを食べてしまいがちです。

スタッフが集まるサービスステーションには
皆で持ち寄ったお菓子や、利用者家族からの差し入れもたくさんあったりします。
=太ってしまう誘惑がいっぱいあるのです。

もちろん施設によっては、おやつを食べるヒマが無いくらい
呼び出し、コールがされることもありますが
眠剤を使用している施設では、夜勤はコールは少ない傾向にあります。

代わりに、おむつ交換が一晩中かかるとか、
不眠がちの利用者さんが転倒するなど大変なことがあったりします。
その大変なことのストレスを食べて食べて解消してしまう人が多いとの事です。
不規則な生活は肥満の原因、特に女性は要注意です。


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介護業界で働く5つの悩み③
仕事でも家でも介護が必要


ある介護職で働く知人の話です。
仕事で認知症の利用者さんを介護して、帰宅すると認知症の親がいる・・。

自宅でもポータブルトイレに連れて行って、柔らかい食事選ばざるをえない生活。

職場とオフの違いが無い生活。こうなると自分の時間なんか何処にもない、侘しい気持ちになります。

自分の親が介護施設を利用したら、その施設職員から
「君も介護職なんだから、きちんと世話しなさい」と説教をされることもあった、との事。

介護業界で働いているので情報に長けていて
介護施設を利用して介護負担を軽くしたいのに、意図を分かってもらえない。

逆に「介護職なんだから、こちらの施設の事情は分かるだろう」と
サービス提供を後回しにされる顛末・・・。

いっその事、「介護の仕事なんか辞めたい」と
その知人は思ってしまったらしいです。

仕事でもプライベートでも「介護」と切っても切り離せない状況になると
いろいろな場面で壁にぶつかってしまうことが多いようです。

介護業界で働く5つの悩み④
在宅介護が家政婦と勘違い


在宅介護の家事援助の場合、仕事内容としては買い物、調理、洗濯、掃除が主となります。

たとえば、朝2件、午後2件の家事援助を済ませたら、5件目は自宅の調理に取り掛かります。
5件目の自宅の夕食も4件の勢いで同じように作ってしまうので、
和食の薄味のおかずになりがちだったと言います。

結果、家族に文句を言われ、
自分では「一日中、家事ばかりやっている。違うこともしたいのに・・・」
などと、落胆してしまうことが多かったと、知人は言いました。

あるときは、利用者さんが指示した買い物リストの通りに品物を買って帰ったら
利用者さんに注意されました。
「鯖(サバ)」を買ってくるようにと言われて、サバの切り身を買っていったら、
「一匹を買ってきて捌いてくれ、安くつくから」と言われたとの事です。

庭の草取りや犬の散歩も利用者さんに頼まれたけど、
介護保険の家事援助ではないからと断ったら、機嫌を損ねて大変だったとの事です。

まとめると、在宅介護のお仕事は、家政婦やお手伝いさんと勘違いされているのです。

利用者さんにとっては線引きが難しいので、理解を求める説明の仕方に悩むところです。


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介護業界で働く5つの悩み⑤
業務の切り分けラインが難しい



在宅介護に行ったら、利用者さんが家で倒れていたことがあります。

マニュアル通りに利用者さんの状態を確認して、すぐに救急車を呼んで会社に電話報告をすませて待機。
到着した救急隊員の質問に答えながら、救急車に同乗して病院へ向かいました。

病院に着いても、利用者さんの家族も来なければ、ケアマネージャーも来ません。
看護師は色々と話しかけてきて、救急処置について説明されても、単なる介護職の自分には判断の権限なんかありませんでした。

「後で保険証を持って来て下さい」と自分に言われても、身内でもないのに困りました。
とりあえず会社に報告しなければと電話をしたら、「あとは家族に任せて帰ってきなさい」と、指示を出されました。
そうは言っても、利用者さんを一人で放っておくわけにもいきません。

結局、深夜に利用者さんの家族が病院に来るするまで、付き添っていたのですが、
対応について、後ほど上司から怒られた上に、無償ボランティア扱いで自己責任だと言われました。

人を見捨てておけない優しさは、ビジネスの面では問題視されるのです。

介護という、他人をお世話する仕事についていながら、
お世話を焼いたら怒られるという矛盾に、随分悩みました。

結果、職場に疑問を抱いて別の介護施設に転職した、との事でした。
久しぶりに会った彼女は当時の不平不満が多かった当時と比べると、柔らかな表情で爽やかな印象を受けました。

【介護業界で働く5つの悩み】が介護業界で働く人びとに少しでもお役に立てれば幸いです。

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